
タクシードライバーにとって、毎回同じ体調、同じ交通状況、同じ需要で営業できる日はありません。
2026年7月12日の日曜日は、出庫時から疲れが残っていました。税抜営収は61,180円で目標には届きませんでしたが、休憩を確保し、後半は杉並・三鷹周辺のローカル営業へ切り替えて、無事に一日を終えました。
今回は、売上が伸びない日に、どのような判断で営業を組み立てたのかを振り返ります。
朝から疲れが抜けていなかった
朝7時に出庫しましたが、この日は最初から体が重く、普段より集中するのに時間がかかりました。
9時7分、中野区弥生町でガスを補充した時点の累計売上は7,300円。ここでガス補充と一緒に休憩を取り、コーヒーを飲みました。
隔日勤務は翌日の深夜まで続きます。朝の疲れを無視して走り続ければ、夜になって集中力が落ちる可能性があります。そのため、無理にペースを上げず、まず体調を整えることを優先しました。
日中は短距離が続き、売上が伸びなかった
10時42分に上野で累計12,700円、14時44分にお台場で25,300円となりました。
午前から昼にかけては、日本橋、赤坂、虎ノ門などを営業しましたが、700円から1,600円程度の短距離も目立ちました。
短距離の営業そのものが悪いわけではありません。しかし、短距離が続いたときは、同じ場所にとどまらず、ホテル、駅、イベント会場周辺などへ移動する判断も必要です。
この日は流れを大きく変えられず、21時6分に西新宿で累計43,000円。目標を考えると、かなり厳しい進捗でした。
深夜は都心に戻らずローカル営業へ
西新宿から都心へ戻り、高単価の営業を狙う方法もありました。
しかし、朝からの疲労と日曜夜の需要を考え、杉並方面へ移動。その後は下井草、西荻窪、久我山、吉祥寺、練馬、中野などでローカル営業を続けました。
1,000円前後の仕事が中心でしたが、4,000円台の仕事も入り、21時6分以降に24,300円を積み上げることができました。
都心へ戻るための空車時間を使わず、車庫に近い地域で営業を続けたことが、後半の立て直しにつながりました。
最終結果は税込67,300円・34回
最終結果は、税込営業収入67,300円、税抜営収61,180円、営業回数34回でした。
税抜83,000円の目標には21,820円届きませんでした。一方、休憩は3時間53分確保しています。
速度超過、急発進、急ブレーキ、急加速はすべて0回。事故や違反もなく、無事に帰庫できました。
売上だけで評価すれば、満足できる一日ではありません。しかし、疲れが残る状態で安全を守り、最後まで営業を継続できたことは重要な成果です。
疲れている日は「守る営業」も必要
タクシー営業で売上目標を持つことは大切です。
ただし、体調が良くない日まで同じ目標を追い続けると、安全運転とのバランスを崩す可能性があります。
出庫時に体調を確認し、疲れが強い日は休憩を先に予定する。夜は無理に都心へ戻らず、帰庫方向で営業をつなぐ。これも、長く安定して働くための営業戦略です。
まとめ
売上目標を持つことは大切ですが、体調によっては無理に追わない判断も必要です。
この日は、帰庫方向で仕事をつなぎながら、安全に営業を終えました。こうした「守る営業」も、長く安定して働くための大切な戦略として、次回以降に活かしていきます。